のうカフェのこだわり②熊谷近郊の農家さんから直接仕入れた季節の食材がたっぷり
2022.08.08
②熊谷近郊の農家さんから直接仕入れた季節の食材がたっぷり
埼玉県でも、ここ熊谷市とお隣深谷市は、県の1・2トップの
農業の盛んな地域です。
(コチラは夏野菜♪)
お野菜が美味しくてこの地が気に入ったといっても過言ではありません。
使うお野菜はできるだけ農家さんから直接仕入れ、
顔の見える関係を大切にしています。
そして、最近ではのうカフェの畑から
たくさんの無農薬野菜が採れるようになりました。
(秋冬野菜の準備中)
大根やジャガイモをはじめ、メインのお皿のサラダは
ほぼ一年中畑から供給されています。
地産地消を大切にしているのには、訳があります。
「四里四方に病なし」という言葉があります。
自分の住んでいる地域から東西南北に4里(約16km)の
物を食べていれば健康にいられるよ、というもの。
季節の野菜は、季節の身体にぴったり合っているのです。
夏には、身体を冷やす野菜
冬には、身体を温める野菜
(コチラは冬のお野菜たち♪)
南北にながーい日本列島、海に囲まれ、山もあります。
気候や風土はさまざまです。
今は、車や新幹線、飛行機などであっという間に
時間や労力をかけずに移動することができるから、
ピンと来ないかもしれません。
4里というと、
1日で移動できる徒歩圏内で採れたものというイメージでしょうか?
地域で採れたものは、地域の気候に合って大きくなっています。
住んでいる人間も同じで、住んでいる土地の気候に順応しています。
熊谷は日本一暑い街として有名ですが、
41.1℃を記録したあの年、
畑の様子はとても印象的でした。
畑はからからに乾き、
水分が好きな里芋やキュウリは壊滅的被害となりました。
夏野菜も次々とダメになり、市場の野菜は枯渇状態…
あの時元気だったのが、「オクラ」でした。
オクラは暑いアフリカ原産の野菜で、
ねばねばに水分を閉じ込めるので暑さと乾きに強いんですね。
オクラしかない=オクラが最適
暑さ対策にはオクラだな、と強く思ったのを覚えています。
そして、
のうカフェの使命の一つでもある
地域の農業を応援したい!
私の両親がそれぞれ農家の出身なので、
私にとって農業は身近で、大切で、
とてつもない労力が必要で、
季節や気候に左右されたり、
一筋縄ではいかない苦労があります。
食を支える第一産業だからこそ、
日本の、地域の農業を応援したいのです。
野菜だけでなく、
卵や豚肉も地域の物をとりいれています。
そんな美味しい食材に囲まれていてとっても幸せです。
季節の野菜や地元の野菜がわからないな…と思ったら、
ぜひJA直売所やスーパーの地産地消コーナーをのぞいて、
季節のお野菜を楽しんでくださいね。