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イベント「春のぼたもち教室」ご報告

2023.03.12

「春のぼたもち作り教室」を開催しました。

なんと!?
野中農林水産副大臣秘書官の突然の訪問。
みどりの食糧システム、お米の消費拡大などにご尽力されており、
今回、郷土料理の普及に対して賛同していただけたとか。
講師塚田さんの人脈には驚かされます!!

ドタバタした幕開けとなりました。

毎度のことですが、
ご参加の皆さまには、あたたかく講座を支えていただいて感謝しています。

実は、、、
お庭のハクレン・モクレンが見ごろ。
畑にある花桃も咲き始め、
お花見のご案内もして、春を楽しんでいただく予定でした。

が、すっかり失念しておりました。

反省です。

きっと、私自身が「花より団子」なんでしょうね。

話がそれましたが、
ぼたもち教室、大変好評いただきました。

今回は、5色のぼたもちをご提案しましたよ。

 

素材もそれぞれ地元産のこだわりのもの。

〇あんこ(遠藤ファームさんの小豆使用)
〇紫いもあん(芋屋TATAさんの紫いも)
〇芋あん(芋屋TATAさんの安納芋)
〇きなこ(妻沼茶豆のきなこ)
〇ごま味噌(ビーナスファームさんの金胡麻)

もち米は、ゆたか農場(塚田さんち)のヒメノモチ。
ものすごく粘りが強くて、やさしい甘みのもち米です。

すごいでしょ!?
このラインナップ。
こんなに素晴らしい地元食材がそろうここ熊谷。
生産者のみなさんに感謝です。

講師の塚田さん、丁寧にご指導いただきました。
ラップを使ってきれいにあんをのばしていく方法。
お姑さんとの思い出話や道の駅での商品作りなど、長年培った腕前はさすがです。

参加者のみなさんからも嬉しいお言葉をたくさんいただきました。

【お客様の声】

〇今日はありがとうございました。
 嫁さんも旨い!と言いながら食べてくれましたよ。
 それと、前回に続き、素敵な出逢いができました。
 俺にとって大切な場所ですね。
 Kさま

〇今日までワクワク待ち遠しかったですし、楽しいひとときでした。
 ぜひ、お墓参りの時、おはぎやぼたもちが大好きだった両親に持っていってあげたいです。
 もちろん家族も大好きなので、作ってあげた~い‼です。
 半殺し!白いもち米が見えないように!あんこと芋あんは生地は小さめ、、、
 色々なポイント忘れないようにさっそく作ります。
 K・Tさま

昨年1月の「人生の楽園」の番組の中でご紹介した内容。
問い合わせも多かったので、いつかリアルに講座開催したいなぁと思いながら、ようやく念願がかないました。

番組では、コロナ中ということもあり、
疑似的に講座を設定したので、オープン募集はできない事情がありました。

美味しい美味しいぼたもちを、
ぜひぜひご家庭で手作りしていただけたら幸いです。
スーパーでは、ご飯の上にあんこをぬっただけのぼたもちが普通になってきてしまいましたね。
塚田さんのにぎったぼたもちは、あんこが薄めなのに均等にきれいに丸められていて、やっぱりコレ!と思いました。

農家さんのぼたもちは、大人の握りこぶしくらい大きかったりします。
お子さまは、可愛らしいハートやお花のぼたもちなど楽しんで創作してくれます。
ご飯とあんこの割合など、ご家庭ごとの味わいができるといいですね。

お彼岸は、昼間と夜の長さが半分で、陰陽でいう中庸の節目の日。
邪気払いの意味合いのある小豆を食べる。

春になり、
冬にたまったいらないものをデトックスする意味でも小豆は重要。

季節・行事・身体がぴったり合うようにできています。

科学はとてつもなく発達しましたが、
五感を磨き、経験をつんだ、先人たちの知恵って、本当に素晴らしいなと思います。

今後も、郷土料理、地域の食文化をつなぐ活動をしていきたいと思います。
今後の企画も楽しみにお持ちくださいませ。