牛乳ってカラダにいいのか?悪いのか?
2022.08.22
こんにちわ。
のうカフェオーナー小林由紀子です。
早速ですが、
あなたは牛乳はカラダにいい?悪い?
どちらだと思いますか?
え?!牛乳ってカラダにいいんじゃないの?
とびっくりされた方。
これについてはもちろん賛否両論あるのですが、
私は「否」と思っています。
今回、牛乳がカラダにおよぼす影響について、
すごく納得いく本を読んだのでご紹介します。
その前に…
私は、小さいころ「卵・牛乳アレルギー」がありました。
小学校3年生ころまで、制限していたと思います。
大人になって牛乳を飲むと下痢を起こすことを自覚し、
そして、
東日本大震災の後、娘の目の下にクマができたり、
わずか7歳で乳腺が発達してきたり、
牛乳はかなり怪しい食品であると疑っていました。
冷蔵庫に牛乳を買い置きしなくなってから
10年以上経つと思います。
それでも、
チーズやヨーグルト、
生クリームなどの乳製品は実は大好きで、
特に「マウントレーニアのカフェラッテ」が大好きすぎて、
もし明日突然死ぬと宣告されたら、
食べたいものNO.1にランキングしてもいいくらいなのです。
しかし、
とてつもない疲労感と眠気に襲われ、
胃腸のコンディションを整えるために、
今年のGW明けから牛乳・乳製品とはお別れしています。
今回、
「乳がんと牛乳」という本を見つけたとき、
なんと乳がんにまで影響をおよぼすの???
牛乳の正体をもっと知りたくなり、
この本を手に取りました。
難しい医療用語、科学用語があり、
320ページとかなりボリュームのある本でしたが、
ぐいぐい読めたのは、医療人だったからでしょうか?
科学者であるイギリス人の著者が、
乳がんを患い、
闘病しながら回復にこぎつけた経過が書かれた本です。
前半は、
乳がんになりやすさは、なにに起因するのか?
謎解き、推理小説のように疑問と検証が繰り返されます。
そして後半は、
食養生、生活などで気を付けるべき点が
細かく紹介されています。
アジア人に乳がんの発症が少ない点、
中国では、乳がん=金持ち病と言われる富裕層に多くみられたこと、
中国人は、ミルクは赤ちゃんの飲み物!として摂取する習慣がなかったこと、
などから、牛乳および乳製品が犯人だと見極め、
科学的根拠をもとに結論づけています。
〇牛乳は、骨密度を減らし体内のカルシウム量を減少させる
〇牛乳は、放射能や汚染物質が生態濃縮されている
〇牛乳は、飼育時多量に投薬されたホルモンに汚染されている
〇そもそもお乳は赤ちゃんの飲むもの。大人の哺乳類が飲むことは不自然。
日本では、
このような意見がマスコミに載ることはありません。
テレビは○○乳業などといった大企業がスポンサーになっていますので、
スポンサーに不利益をもたらす情報は流さないようになっています。
研究についても同様で、
大企業に不利な研究結果により研究資金打ち切りなんてことは
よく聞く話です。
牛乳は健康にいい食べ物ではありません。
あくまで嗜好品です。
アイスクリームやケーキ、
ミルク入りのドリンク、
チーズ、
ヨーグルトなど、
美味しいですよね。
だからあくまで嗜好品なのです。
わが日本では、戦後から牛乳神話が浸透しています。
簡単には、くつがえらないと思います。
賛否両論、両方調べて検討してみると
意外な発見はあると思います。
その上で、ご自分で判断されたらいいのです。
煙草を100本吸っても肺がんにならない人がいるように、
乳製品をたっぷり食べてもなんともない人もいます。
ですが、大丈夫じゃない心当たりのある方は、
ぜひ検証してみてくださいね。
カラダが資本です。
この本の邦題は「乳がんと牛乳」ですが、
原著は「Your Life in Your Hands」
あなたの健康は、あなた自身で守るのです。