おばあちゃんの知恵「すまんじゅう教室」開催しました。
2018.08.21
ほっとするような涼やかな風が心地よかった数日。
残暑がぶり返してきましたね。
いかがお過ごしでしょうか。
3週間のお休みを経てエネルギーチャージできました、熊谷の母さんコバユッキーです。
出雲旅行から、キャンプやお盆など家族の行事の後、
お店にオープンに向け、慌ただしく準備しており、ブログの更新が開いてしまいました。
さて、休み明け第一弾「すまんじゅう教室」を開催しました。
おかげさまで、とても人気の講座で、
定員10名様のところ、大人12名お子様2名の14名の大所帯となりました。
講師は、味噌つくりや古代もち麦で有名な「塚田とよ子さん」。
道の駅立ち上げの時に、寄居在住の師匠に教わった技を今回教えていただきました。
麹だけで立ち上げる「すかき」。
麹とお米、少々の小麦粉をまぜ、夏の炎天下にさらします。
最初はプツプツ、2日目はブクブクとマグマのように泡が立って、麹が活発に働いて呼吸しているのがわかります。
夏の炎天下にご飯をさらす?!
いったいどんな匂いになるんでしょう・・・。
それが、とてもいい香りなんです。
麹のまったりとした甘い香りと爽やかな酸味の香り。
これをもとに生地を練ります。
小麦粉は、もちろん塚田さんがつくっている農林61号。
昔ながらの小麦の風味がする、私の大好きな小麦粉です。
うどん打ちに向く、中力粉です。
生地は、小麦粉とすかきだけ。
かるくこねて、寝かせます。
そして、みんなでおまんじゅう丸め。
丸めたあとも、少し寝かせて発酵させます。
湯気の上がった蒸し器で15分。
美味しく蒸せました~♪
ランチはおにぎりランチ。
一つ一つ愛情込めて握りましたよ♡
梅おかか、昆布、鮭フレークはもちろん手作り。
みんなでワイワイおしゃべりを楽しみながら、次々に蒸しあがるおまんじゅうを待ちました。
今は、当たり前のように
クーラーはあるし、
冷蔵庫もありますが、
冷蔵庫もない時代、物のない時代、(実はそんなに遠くない昔なのですが)
菌と仲良くお付き合いし、家にあるもので手作りしていました。
イーストも重曹もベーキングパウダーも使わずに、
昔はどこの家でも麹も手作りし、その麹を使ってすを起こし、おまんじゅうを作っていたんですね。
実は、今回のおまんじゅうも
午前中は曇り空、
午後から急に日差しが強くなりまして、
厨房は熱気に包まれましたが、
後から蒸したおまんじゅうの方が、きれいにまあるく膨らみました。
発酵がほどよく進んだみたいです。
季節や天気、時間などのタイミング、出会いで、
いろんな顔をみせてくれる。
それが、生きた菌を使って作る食べ物の醍醐味ですね。
最初のおまんじゅうはちょっぴり硬めの仕上がりだったので・・・
言い訳もありますが。
暑い中、皆さんとても熱心に楽しくご参加いただき、ありがとうございました。
今回の学びや出会いが、生活のお役に立てればうれしく思います。
すまんじゅう第2弾、お漬物などの要望もありましたので、そちらの企画も進めていきますね。
段どり、料理、などなど私はあたふたしていまして、写真がとても少ないのですが、
そして肝心かなめの全員の集合写真も失念するという大・大・大失態なのですが、
塚田さんのアシスタントとしても、全然力不足でしたが、
まだまだ若造母さん、本物の母さんとなるべく精進してまいります。
嫁入り修行!!!だわ。
ご訪問いただきありがとうございました。